Posted by sevenseas on 2015年11月2日
泳ぎが下手な種が多く、前足のような胸鰭を使って海底を歩き回る。頭部に擬餌の付いた突起(エスカ)を持ち、小型の甲殻類や魚を捕食することから『漁り魚』と名付けられた。
名前が変わりました!
旧来はイザリウオ(躄魚)と呼ばれていたが、2007年2月1日、日本魚類学会は「イザリ」には差別的な意味があるため、旧来の標準和名である「イザリウオ」を差別的なものとして「カエルアンコウ」に改名したと発表した。(名に「イザリ」が含まれる近縁の種や、亜目以下の各タクソンも改名された)
この改名は「いざり」という単語を「躄」すなわち足の動かない人を指す差別用語であるとしておこなわれたものであるが、イザリウオの名称由来については、
- 鼻先の疑似餌で小魚を釣って捕食する習性から「漁をする魚」すなわち「漁り魚」とする説
- 胸ビレと腹ビレで海底を這う姿からの連想で「座り魚」であったとする説(高知地方の方言で「座る」ことを「いざる」という)
など諸説あり、実際に高知出身の学者が「イザリウオ」に対して「座魚」と漢字を当てた例も存在する。
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