お魚の体形や機能

Posted by sevenseas on 2024年4月26日

魚類は水の抵抗を受けにくい流線型である種が多です

魚類のえらはガス交換に、浸透圧調節、アンモニア排出の3つの役割を果たしています

体形・・・

魚類の体は水の特徴（空気に比べて粘性が高い、溶存酸素が少ない、光を吸収し

透過しにくいなど）に適応したものだと言えます。

体は頭部、胴部、尾部の3つに分けられます。

頭部に含まれるものは、眼から上あごの先端部までの吻部、えら蓋、頬部

（眼から前鰓蓋骨まで）および下あごです。

頭には長いヒゲ（英語版）やトゲ（英語版）を持つものもいます。

鼻孔には様々な形や深さのものがあるが、多くの場合には、前鼻孔と後鼻孔

とが皮下で連結したU字型の管になっており、鼻孔と口腔とは繋がらない。

吻の前部にある前鼻孔から入った水は、そのまま後部にある後鼻孔から流出

するようになっています。

胴部は頭部以降から肛門の位置までで、外見上は臀鰭の前までです。

消化器官は全てここまでに含まれる。

尾部は肛門以降、尾びれまでである。背面の筋肉が胴部から尾部へと連続的

に発達しているので、外見上は尾の区別がはっきりしない。

つまり、胴部から尾部をまとめて運動に使用しているとも言える。

尾部の比率は比較的高く、多くの種で3割以上、ウナギ目の魚などは7割以上

が尾です。

えら（鰓）・・・

水中の少ない溶存酸素を利用するために、えら（鰓）という器官を発達させて

います。

魚類の属する脊索動物門の鰓の基本構造は、口から咽頭に吸い込んだ外界水を

排出する鰓裂（さいれつ）というスリット、スリット間の鰓弓（さいきゅう）

という支柱、鰓弓に生じた鰓弁（さいべん）というガス交換器官から成っています。

硬骨魚類では、これらの基本構造のセットが頭部の後方にある1対の鰓蓋骨

（さいがいこつ、いわゆるえらぶた）で覆われていて、弓上の骨に支えられた鰓弓が

4対存在します。

鰓弓からは一次鰓弁が何本も伸び、さらに一次鰓弁上には表面積を拡げるための

二次鰓弁が多数存在して、ガス交換に用いられる表面積を著しく拡大しています。

鰓弁には血管が高密度に通っており、外界（海水、淡水）と直接ガス交換を行います。

そのためえらは赤く見える。えらはガス交換の他にも、塩類細胞によるイオンの排出、

取り込みや窒素排泄物であるアンモニアの排泄を行っている。

鰓弓を挟んで鰓弁の反対側にはしばしば鰓耙（さいは）というくし状の突起が発達し、

口から吸いこんだ水や堆積物の中から食物をより分けたり漉し分けて食道へと送る機能

を持っています。

ヌタウナギやヤツメウナギなどの無顎類では、頭部の後ろに鰓孔（さいこう）が1-7対あり、

それぞれにえらを備えています。

口腔内と鰓孔はつながっていないです。

サメやエイなどの軟骨魚には5-7対の鰓裂があります。

鰓裂は皮膚が背側から腹側に向かって縦に裂けるようにして形成され、口腔内とつながって

換水を行うことができます。

軟骨魚類の場合は鼻の穴とは別に、目の後ろに噴水孔（ふんすいこう）という穴があり、

ここから水が出入りします。

水族館などで生きたエイ類を観察すると、硬骨魚のように口をパクパクすることはないが、

目の後ろにある噴水孔が開閉するのがわかります。

魚類のえらには塩類細胞と呼ばれる細胞が多く存在します。

これは体と水の間での浸透圧差に対抗してNaイオンやClイオンなどの塩類を能動輸送する、

生命維持に欠かせない細胞です。

細胞膜上に各種のイオンチャネルやポンプを備えており、能動輸送を行うエネルギーの

供給装置としてミトコンドリアが多数存在します。

また海水魚と淡水魚では塩類細胞の形が異なっています。

海水魚では海水中へ塩分を放出し、淡水魚では逆に淡水中の塩分を積極的に取り入れ、

どちらも体内の浸透圧を一定に維持するのに寄与しています。

鰓はその構造上血液量が多く細菌が繁殖しやすいため、一般的に食用にはされず廃棄

される部位です。

しかし一部の魚種、アンコウやクエやブリやタラの地方料理では、その鰓を食材とする

ものもあります。

。。。などなど。。。ღ ღƪ(ˆ◡ˆ)ʃ♡ƪ(ˆ◡ˆ)ʃ♪ るんるん ♪ ☆☆。

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