Posted by sevenseas on 2024年4月20日
ひれの形態は、軟骨魚類、肉鰭類、条鰭類で大きく異なります
『尾柄隆起縁(びへいりゅうきえん)小離鰭(しょうりき)』
『高速で泳ぐタイプの一部の魚には、尾鰭のすぐ前方に水平な尾柄隆起縁があります』
『小離鰭とは、一般に背鰭および尻鰭の後方にある小さな鰭であります』
- サメ・エイなど軟骨魚綱では、ひれは厚い皮膚で覆われ、中は輻射軟骨で支えられる。 硬骨魚類のようにあまり自由に動かすことはできず、後退などの動作ができない。 サメのものは鱶鰭(ふかひれ)と呼ばれ、高級食材として名高い。
- シーラカンス・ハイギョなど肉鰭綱では、ひれの基部が筋肉で覆われる。 一部の肉鰭類では、胸びれや腹びれが陸上を這う脚となり、四肢動物へと進化して いったと考えられている。
- 条鰭綱ではひれは膜状の構造物であり、体の正中線、あるいはその左右に対になって 張り出す。 膜を支えるようにひれには多数の筋(鰭条)が入っていて、基部では骨と筋肉が接続 しているのが普通である。 鰭条には軟条(なんじょう)と棘条(きょくじょう)の2 種類があり、棘条には毒腺 (刺毒装置 しどくそうち)を備えているものもある。
ひれが遊泳以外の目的に進化している場合もあります。 また進化の過程で、一部のひれが退化していることも多いです。
- トビウオの仲間は、体に対して非常に大きな胸びれを持ち、空中を滑空することができる。
- ハゼやウバウオの仲間では腹びれが吸盤に変化して、岩や海藻などにくっつくのに都合が 良い。
- コバンザメでは第一背鰭が吸盤に変化し、大型の魚にくっついて移動する習性を持っている。
- アンコウの仲間は、背びれが釣竿のような形状に変化(エスカ・擬餌状体)し、 先端はルアーになっている。
- チョウチンアンコウの仲間はルアーの部分に発光器を備える。
- ミノカサゴやゴンズイなどは、棘条に毒腺を発達させて身を守っている。
- ホウボウは腹びれが脚のようになっており、海底を這って歩くのに適している。
- マンボウは尾びれと臀びれがつながって特殊な形態(舵鰭 かじびれ)をなしている。
- 遊泳力の強いマグロやカジキなどは2基の背びれを持ち、前方にある第1背鰭は溝に折り たたむことができる。それぞれのひれは極限まで水の抵抗を減らすように設計され、 高速遊泳に特化している。
カエルアンコウ は海底を這い歩くのに胸鰭や 腹鰭を使います。
トビウオは胸鰭が発達している ため、水面上を滑空するのに 十分な揚力を得られます。
。。。などなど。。。ღ ღƪ(ˆ◡ˆ)ʃ♡ƪ(ˆ◡ˆ)ʃ♪ るんるん ♪ ☆☆。
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