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世代交代がうまく行かない真髄

Posted by sevenseas on 2016年4月7日
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個人的なダイビングとの関わり:
1985年5月、某ダイビング団体のダイブマスターの資格を取得。
何度も何度も海に通い、やっと取得できたプロレベル。
職業にするつもりも無かったダイビング業界。
しかし時代背景はインストラクターになろう!だった。
雑誌も○○団体と○○団体のインストラクターの違い。と特集三昧。
p01
仕事とダイビング:
仕事柄スポーツクラブを立ち上げていた時代。
横浜にあったダイビングショップからプールを貸してほしい!との依頼。
それがきっかけになり、スポーツクラブとダイビングショップのコラボが始まる。
時代がちょうど求めていたスポーツクラブ内にダイビングプールを併設。
そして、釣堀にもならない。と笑いながら撤退。
笑いながら=余力があるから=お金があるから笑える。
しかしダイビング業界は笑えない。

選択肢:
当時は、ダイビングをマスターしたいユーザーがダイビングショップを探しスキルを上げる。
つまりダイビングショップがユーザーを選ぶ時代。
(私自身、インストラクターになりたいと申し出たショップから経験が浅いからNG)
時が流れ、竹の子のように出来たダイビングショップ。
そうなると、ユーザーが選ぶダイビングショップに変貌していく。
と同時に竹の子のように出来たダイビング指導団体。
○○ジャパンと名前をつければいいというものではない。と当時を振り返るが、
とき既に遅し。

日本人の気質:
サービスは無料と思っている。
スポーツクラブ業界は、入会金無料化と化してしまい、
大人のワンポイントレッスン(水泳教室)まで無料。
スポーツクラブのインストラクターの質までも下げてしまっている。
(と思っているのは私だけだろうか?)
ダイビング業界も同じ運命を辿っているような気がしてならない。
本質はサービスは有料でなくてはならない。と今でも私は思う。

レジャー産業(ダイビング業界)を一言で言うなら「船頭多く船沈む。」である。
まさに日本におけるダイビング業界の姿であると思う。
このような業界に魅力を感じる若者がいるだろうか?
ましてや2018年問題を抱えた日本。
ため息が出るばかりである。

次回は、じゃぁ、どうする?日本!です。

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